サイトを立てる前に知識つけるぞ【HP作成#0】
こんにちは!すざくリンです。
普段趣味でイラストを描く傍ら、Webコンテンツやメディアミクスにも興味があるわし。以前まではHP作成サービス「Jimdo」で「すざくリンの部屋」を作っていたわけですが……一つだけ問題が。
それは、
「自作したゲームを自分のHPで紹介できない!!」
ということでした。
サイトを作る前に
どうしてJimdoやめてWordPressはじめたの?
自分の活動の軸である創作「天黄楼史」は本編をゲームにして公開したいという思いから、まずは手始めに外伝として小さなノベルゲームをブラウザで起動できるHTML5で作ることから始まりました。その制作過程はまた別の機会に書きますが、とにかく「Jimdo」では自分のサーバーを持つことができないため、アップロードできるファイルにHTMLを含めることができないというのです。わしもそれは承知で、
「でも外部の自作ゲーム投稿サイトに投稿してそれを自分のHPに埋め込むならできるはずだし……」
「サーバーの管理とか面倒くさそうだから直感的にHPが作れるJimdoにしちゃえ!」
と気にしないでいました。で、後日いよいよ公開しようと外部の自作ゲーム投稿サイトにアップロードしたのですが……
なぜかなかなかうまくできませんでした。
正直理由はよくわかっていません。が、確かにわしが制作に使用したツールは少々知名度が低く、投稿サイト側がそれをHTML5のゲームだと認識してくれなかったのではと考えています(あんなに初心者向けゲーム制作ツールなのにナー)。
慌てて頭の隅にあった
「自分のサーバーを持てば直接自分のサーバー内のサイトにHTMLファイルをアップロードできるやつ」=WordPress
を引っ張りだしてきて調べ込み、新規でサイトを作成、なんとか公開予定日に公開するに至りました(そのページは現在ドメインなどをいじっている最中に消えてなくなったので後日もう一度あげなおす予定です)。
そんなこんなでこの記事を書いている今はまだまだWordPressを始めたばかりのデフォルトの状態で、文字色などを意味もなく適当に変えつつ書いています。これでは個性もくそもないので(絵を描く奴は往々にして個性が欲しいノダ)はやくもカスタマイズを始めたいのですが、その前にまずはJimdoとWordPressの違いとか、サイトの立ち上げをどうやるかなんかを個人的な感覚でメモ書きしておこうと思います。
JimdoとWordPressってこんなやつ
だいたいHP作成ツール、サービス等はそれっぽい名前で調べりゃバンバン細かく比較してくれてる記事が出てきますので、わしはとりあえず自分が経験した上の二つのHP作成ツールについて個人的な感想を上げていこうと思います。
・Jimdo(ジンドゥー)

ちょっと日本人的には変わった名前っすよね。ヨーロッパとかから来てるのかな。
Jimdoはサイトを作るのに必要なプログラムコード(HTML、CSS等)を、人によっては一切触らずともかっちょいいサイトが作れてしまうとてもやべーサービスです。インストールするソフトなどもない、画像のアップロードもサイトの更新もぜーーんぶブラウザ内で完結します。
要素ごとにブロックを作って並べていく。もちろんHTMLコードとか書いてもいいのよ サイトのすべてのテキストはタイトル、見出し等要素ごとに統一できる。CSSで指定するより楽じゃない? ギャラリーの仕様も細かく決められるのは絵描きとしてうれしいところ。リンク付けも「サイト内」「ブログ」「サイト外」と分かりやすい選択方法
スマホのアプリからでも編集ができるし(あんま使ったことないけど)、どのコンテンツもスマホで見てもPCで見ても意外といい感じになります。検索結果とかにもちゃんと上の方に来ます。絵を描いてあげるだけなら全然これで事足りる…惜しいものを手放した…
ダメなところは「サーバー管理は完全にJimdo運営持ちのため内部のフォルダ分けや大掛かりなHTML編集はできない」の一点に尽きます。
これがつまりわしでいうところの「HTML5のゲームを作ったけどアップロードして表示させる場所がない」につながります。ダメなところというか、正直そこを規制しているゆえにサイトの安全性やかっちょいいレイアウト、その他個人個人でやってると面倒くさいものにユーザーが触れなくても守られているんだと思います。あとこれは好みですが「Cookie」を利用してサイト表示させてるので毎回お客さんがその承諾をしないといけないところはちょっと厄介だなと思ってます。
・WordPress.com(ワードプレス)

アカウント持ってるからかいけなかったよ
WordPressもそれ単体で見ればJimdoと機能はそんなに変わりありません。最近はブロックエディタも充実しておりコードを描かなくても形にする機能や魅力的なデザインテーマもたっぷりあります。
値段も多少の違いはありますが、オリジナルのドメイン名なども取得、更新したいとなればほっとんど変わらないかな、だったらシステムがシンプルで使いやすそうなJimdoにしよう…というのがわしの第一印象でした。
……サーバーの話を知るまでは。
「WordPress」には2種類あるらしい
そもそもなぜJimdoを使っていたかというと、コードに自信はないけどはてなブログとかみたいに型にはまったブログしか置けないサイトじゃない、自分だけのサイトを作りたい、そういう面倒くさいタイプだからです。全く知らないわけではありませんが。
基本的にはHP作成するぞ!ってなったら、まずテキストファイルを開いてずら~~~~っと必要なコードを書き込み、「.html」の拡張子にして保存します。これを開くだけでもブラウザでなんかそれっぽく表示されますが、ネットにつながってないのでこのファイルを持ってる端末でないと表示されません。そこで、インターネット上にそのファイルをアップロードして、アップロードした場所のURLを取得することで、ようやくそれが世界中のどこからでもアクセスできるようになる、というわけです。
しかしこのシステム、実に面倒です。例えばサイトにあげた1ページの一文だけが間違ってる!となった場合であれ何であれ、編集や更新をするにはもう一度そのファイルをアップロードし、前のファイルを消してあげなければいけません。まぁ面倒というか今までその方法しかなかったのですが、今ではJimdo他HP作成サイトや他ブログサイトなどのように「ネット上で編集ができるよ」というサービスが増えました。
この「ネット上で編集ができるよ」システムを持ちつつ、更に「サーバーを持っていればHPに必要なファイルをアップロードし、ネット上に表示させた作業台の中でいじれるよ」というのが今回採用したWordPress最大の特徴です。特徴の、はずです。
ところがわしが以前まで知っていたWordPressはそういったサーバーの話は一切出てこず、Jimdoと同じような機能や料金プランを提案してくるだけでした。じゃあさっきからわしが言っている「WordPressはサーバーが使えるってのはなんだったのよ!」といいますと……
実はWordPressには二つサービスの提供方法があるんです。
正確には「WordPress.com」と「WordPress.org」という顔を持っており、わしがそれまで知っていた顔は「.com」のほうで、「.org」のほうはサービス、というよりはアドビのドリームウィーバーみたいなHP作成用のソフトウェアをダウンロードできるサイトになっています。全然気づかなかった。
このソフトウェアとしてのWordPressが、どうやらほかの記事でもよく話題に出されているもののようです。多分「.com」のサービスの方が新しいのか、WordPress初心者にそれを教えてくれる記事が上位にはなかったよ。なんてまぎらわしい!
次回からようやく本題↓